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「タウンワーク」はバイト探しに特化した求人誌タウンワークのアプリです。
このアプリの特徴は「エリア/駅」「職種」「働き方」「特徴」など様々な検索方法でバイトを探すことができる点です。「特徴」では細かい条件を設定でき、「髪型・髪色自由」「給与前払い」など計78項目から選択できます。
「みつかる」のタブからは短期&高収入、日払いなどの条件がゆるいタッチのイラストで表現されており、明確に希望がない場合でもざっくりとした条件でバイトを探すことができます。
アプリ独自の機能として「ジョブーブ」というタウンワークのキャラクターがバイト探しの相談に乗ってくれます。キャラに質問されるゆるさが特徴で「うん!」「いや…」の2択で自分に合いそうなバイトを紹介してくれます。
UI的に単純明快な画面設計が工夫されていると感じました。アプリは合計5つのタブで構成されており、グレーの背景色に白の塗りでボタンやコンテンツの区分けを表現するようルールを統一しています。また、上部にある黄色のヘッダー部分はハンバーガーメニューなどはなく、すべての画面へは下のタブでアクセスできるように設計されています。
「エン転職」は転職情報アプリです。
トップページはタブで分かれており、「ホーム」のタブから画面を右へフリックしていくと今日の注目 > 希望条件 > 新着 > 特集 > 働きがいとユーザーが閲覧する際に優先度の高いと思われる順に簡単にチェックできます。
それぞれの最初に職種や勤務地など希望条件を選択し、検索するとどのくらい希望と一致したか「マッチ度」が出て、マッチ度順に新着求人を閲覧することができます。
会社詳細ページでは応募資格や雇用形態の掲載はもちろんのこと、求職者が気になる現・元社員の口コミや、社員へのインタビュー動画、仕事のやりがい・厳しさの掲載など、深く会社について知ることができるコンテンツが満載です。
UIで優れていると思った点は要素が多い割に情報のメリハリが付いていて統一感があり、見やすい工夫がされている点です。
画面背景に薄い水色が敷いてあり、その上にうっすらシャドウが入った白地の背景に文章が乗っていることで一文に入る文字数が少なくなり、読みやすくなります。
また、要所に小さくアイコンが配置されているので内容が頭に入ってきやすく、小見出しなどはなるべく薄い色を使って多用しないようにすることで、コンテンツが多いにも関わらず画面全体がすっきりと見え、うまくまとまっています。
「Green」はIT企業の転職に特化した求人サービスです。
「転職をカジュアルに。」というキャッチコピーにある通り、堅苦しくなくラフな印象を持つアプリです。
オフィスの様子や人の写った写真などが多く掲載されているので社内の雰囲気がつかみやすく、画像をタップすると画像の説明が現れます。
また、社員のインタビューなどを見ることができ、Webサイトでは知ることができないような情報を知ることができます。
UI面で参考になる点は、画面の切り替えが縦横のフリックやスワイプで移動できます。また求人アプリでは珍しくダークモードが標準搭載されているので、IT・Web系の求職者が利用することを考えているのだと思いました。
また、アプリで始めに自身の経歴を入力する際に飽きさせないよう、それぞれの入力セクションごとに個性的な企業の担当者キャラが立ちはだかり、入力が完了して撃破するという遊び心があり、キャラクターのアニメーションなどもこだわっていて面白いと思いました。